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亜龍湾国家旅游度假区

全長8キロのビーチ。東洋のハワイを目指しての国家プロジェクト。白砂のビーチ、椰子の並木、青い海。海岸に沿って、リゾートホテルが建ち並ぶ。

 海で泳いでもよし、ホテルのプールで泳いでもよし、ビーチのハンモックに揺られてもよし、貸し自転車を借りて海岸をサイクリングしてもよし。常夏の海南島を十分に楽しめるだけの設備が整っている。

 

 

 

天涯海角

三亜市の西、24キロにある。以前は、海南島の南端、重要な関所としての役割を担った場所であった。馬嶺山の山麓に当たり大きな石がころがっている。

 その石に、清の雍正年間、時の崖州知事の程哲らが「天涯」「海角」「海闊天空」「南天一柱」などの題刻を彫ったので、天涯海角と呼ばれるようになった。 今は、リゾート地であるが、かつては流刑の地でもあり、果ての果てのそのまた果ての地であったのだろう。

 

 

鹿回頭公園

市の南5キロ。「大東海旅游区」の西端にある山が公園になっている。山全体が、金色の鹿が海辺にたたずみ頭をこちらに回している姿に見えるという。

 黎族の伝説に言う。むかし、五指山にいた勇敢な黎族の若者が弓矢を手にして金鹿を追いかけ、最南端のこの地まで追いつめた。海を前に逃げ場のなくなった金鹿はふりかえると、美しい黎族の乙女に変身していた。二人は結婚をし、魚を捕り、畑を耕し、子供を育てひとつの村を造っていった。 

  この伝説から命名された。

 

 

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