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中国武術 はじめに


中国武術(ちゅうごくぶじゅつ)とは、中国大陸に起源を持つ武術の総称。「中国武術」は中国では単に武術(ウーシュー、wǔshù)、台湾省では國術(グォーシュー、guóshù)(日本でこれから転じて国術)、広東省など両広地方では功夫 とも呼ばれる。また、中国で単に「武術」というと世界中の武術、武道、格闘技全般を指すこともある。
中国武術の起源は、漢王朝(前漢?後漢。紀元前206年 - 220年)の時代に黄河沿いに住んだ人々の実戦スポーツだといわれている。その後、間もなく娯楽の要素としてや健康法としても扱われるようになった。現在、中国武術の門派は数え切れない程ある。大きく分けて少林派と武当派がある。


少林派
「天下武功出少林」(すべての武術が少林寺の武術を起源とする)河南省嵩山にある禅宗の寺院である少林寺は武術の修行場所としても有名であるが、少林寺の武術の起源として、インドから来た菩提達磨が始祖であるという。菩提達磨が少林寺に来て禅宗の教えを授ける際に、少林寺の僧侶たちが体力が無くて精神を鍛えることが出来ないことを嘆き、体力を鍛える秘法、易筋行、洗髄行を授けた。その後洗髄行は失伝したが、易筋行を元にして少林寺で十八羅漢手という武術が発達し、これを元にして少林拳が出来たという。実際には菩提達磨が少林寺で坐禅をしたという伝説があるのみで、武術を授けたというのは後世に作られた逸話といわれている。

武当派
少林寺で修行した張三豊は、その後に武当山にこもって修行し、道教の吐納法(呼吸法)や導引術(心身鍛錬法)などを合わせた内家拳を編み出した、とされる。ただし、この逸話は、少林寺の武術よりも柔軟な体術を使い、より洗練された武術であるとの主張をしたいがために、伝説的な仙人であった張三豊を始祖とし、元少林寺で学んで更に工夫したという話を繰り入れただけの作り話であると考えられている。歴史的にはっきりしている太極拳の源流は、河南省の陳家溝という村にあり、ここでは代々、陳氏の一族に伝えられている武術があった。古い武術、おそらくは同じ河南省にある少林寺系統の武術が狭く一族だけに伝えられる内に独自の発達をしたものであると言われている。また、陳氏の武術には戚継光が著した『紀効新書』の「拳経」三十二勢から技法が採用されている。