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概要
大同九龍壁は、山西省大同市古城内の和陽街南側に位置し、明の洪武功25年(1392年)頃に建立されました。明の太祖・朱元璋の第十三子である代王・朱桂の王府前に置かれた瑠璃の照壁です。600年以上の歴史を持ち、北京の故宮と北海公園にある九龍壁と並ぶ「中国三大九龍壁」の一つであり、建築年代が最も古く、規模も最大であることから、「中国九龍壁の首」と称されています。
壁は長さ45.5メートル、高さ8メートル、厚さ2.02メートルで、426枚の特製五彩瑠璃部材を組み合わせて造られています。壁面には9匹の龍が雲海や波濤の中を舞い、それぞれ異なる姿で雄大な迫力を誇ります。壁の前には倒影池(反射用の池)が設けられており、風に揺れる水面に龍の影が映り、まるで生きているかのような「遊龍戯水」の景観が楽しめます。清の順治6年、代王府は戦火で焼失しましたが、九龍壁は難を逃れ、現在まで完全な形で保存されています。2001年には、国務院により第五批全国重点文物保護単位に指定されました。
主な見どころ
壁面の九龍:壁面には9匹の龍が均等に配置され、中央の黄色い龍が最も威厳を誇り、両側の青、紫、白などの龍もそれぞれ異なる姿で「九龍戯珠」の壮麗な光景を描いています。龍の爪は四本趾であり、藩王の格式を示しています。
須弥座と瑠璃彫刻:高さ2.09メートルの須弥座には、41組の「二龍戲珠」や、牛、馬、羊、鹿など多様な動物の浮き彫りが施され、精緻で生き生きとしています。
倒影池の奇観:壁の前に設けられた池は、風が吹くと水面に映る龍の影が揺れ動き、まるで生きた龍が動くような、他に類を見ない景観を生み出します。
代王府遺跡:九龍壁の向かいには復元された代王府があり、併せて訪れることで、明代藩王の邸宅の壮大なスケールを感じることができます。
実用情報
住所:山西省大同市平城区大同古城大東街18号(和陽街南側)
営業時間:2026年最新の公告によると、以下の通りです:
月曜~金曜:08:30 - 18:00(最終入場17:30)
土曜・日曜:08:30 - 18:30(最終入場18:00)
入場料: 10元/人
チケット予約:公式公告や景区情報では実名制予約の必要性は明確にされておらず、通常は現地で直接購入できます。ただし、祝日などの混雑時は、公式チャネルや現地案内で最新の入場方法をご確認ください。