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概要
大明寺は、揚州市西北郊の蜀岡中峰に位置し、南朝宋の孝武帝・大明年間(西暦457-464年)に創建された、1500年以上の歴史を持つ古刹です。唐代の高僧・鑑真(がんじん)和上は、日本へ東渡する前にこの寺で仏法を伝授したことで知られ、中日仏教文化交流の重要な証人となっています。寺院は宗教施設としてだけでなく、欧陽脩(おうようしゅう)にまつわる文人の史跡、栖霊塔や西園などの庭園景観も有し、揚州を代表する歴史・文化・自然が融合した名所です。
主な見どころ
栖霊塔(せいれいとう):隋の文帝・楊堅が自らの誕生日を祝うために建立した塔です。登塔すると、大明寺の全景や遠く瘦西湖、揚州市街を一望できます。李白が「宝塔凌蒼蒼、登攀覽四荒」と詠んだことでも知られます。登塔は別途有料です。
平山堂(へいざんどう):北宋の文学者・欧陽脩が揚州知事在任中に建てた堂です。庭園に立ち、欄干から遠く江南の山々を望むと、その眺めがちょうど視線と同じ高さになることから「平山堂」と名付けられました。扁額「風流宛在」や蘇軾の詩碑も見どころです。
鑑真記念堂(がんじんきねんどう):鑑真和上の没後1200年を記念して建てられた堂で、建築家・梁思成(りょうしせい)が設計し、日本の唐招提寺を模して造られました。内部には東渡の史料や鑑真坐像のレプリカが安置されています。
西園(せいえん):清代に造営された庭園で、老木や池、趣のある亭や楼閣が点在します。園内には、唐代の張又新(ちょうゆうしん)が著した『煎茶水記』で「天下第五泉」と評価された井戸や、乾隆帝の御碑が3基あります。
実用情報
住所:江蘇省揚州市邗江区平山堂東路8号
開館時間:08:00 - 17:00(最終入場16:30)
入場料:約24元~
登塔料:栖霊塔への登塔は別途約20元が必要です。
チケット予約:
特別なイベントがない限り、オンラインプラットフォーム(携程、美団など)や現地窓口で購入可能です。
特定のキャンペーン期間中(例:「揚州人看揚州」キャンペーン)は、揚州市民を対象に実名制のオンライン予約が必要となる場合があります。