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概要
通遠門城壁遺跡公園は、重慶市渝中区七星崗に位置し、重慶に現存するわずか二つの古城門の一つであり、重慶で唯一比較的完全な形で保存されている古城壁遺跡です。現在は全国重点文物保護単位に指定されています。この公園は2005年に明代の古城壁遺跡上に整備され、「城壁・広場・彫刻」が一体化した構造で、築城・守城・攻城の歴史的場面を生き生きと再現しています。
歴史的意義:通遠門は明代に建設され、古い重慶の「九開八閉」と呼ばれる17の城門の中で唯一、川に面さず陸路のみに通じる「開門」でした。重慶から成都など外地へ通じる陸路の起点であったことから「通遠」(遠くへ通ず)と名付けられ、歴史上、軍事上の要衝でした。2000年に重慶市文物保護単位に、2013年には「重慶古城壁」の一部として国務院により全国重点文物保護単位に指定されました。
建築の特徴:城門は切石積みの二重アーチ型門洞で、高さ5.33メートル、幅3.5メートル、厚さ7.41メートル。二つの門洞の間には採光用の中庭があります。かつて楼上にあった重檐歇山式の楼閣は現存せず、両側に約100メートルの残壁が残っています。城壁は山の地形に沿って築かれており、山城の防御建築の典型的な特徴を示しています。
主な見どころ
彫刻群:公園内には複数の大型青銅彫刻があり、築城・守城・攻城の戦闘場面を生き生きと描写しています。また、《炒米糖開水》や《滑竿》などの民俗をテーマにした彫刻もあり、街の賑わいを感じさせます。
通遠楼(星臨書局):城壁上にある四階建ての中式古建築で、現在は「星臨書局」として活用され、重慶文学会館も設けられており、お茶を楽しみながら休憩できます。
七星缸(しちせいこう)の景観:公園内には北斗七星の形に配置された「七星缸」という歴史的景観が再現されています。
城壁遊歩道:城壁に沿って散策しながら、眼下に広がる車窓の街並みを眺め、「城壁の上と下」という時間と空間が交錯する感覚を味わえます。
実用情報
住所:重慶市渝中区七星崗 中山一路・和平路・金湯街の交差点付近(金湯街60号または53号と表記されることもあります)。
営業時間:年中無休・24時間開放(24時間)。
入場料:無料。
チケット予約:実名予約は不要で、直接訪れて見学できます。
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