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概要
獅子林は、江蘇省蘇州市姑蘇区に位置する、蘇州四大名園の一つであり、元代の庭園を代表する、650年以上の歴史を持つ名園です。敷地は約1.1ヘクタールで、「林に竹が万本あり、竹の下に多くの奇岩があり、その形が獅子(狻猊)のようなもの」であることにちなんで名付けられました。園内は大規模な太湖石で組まれた築山(仮山)群が特徴で、「仮山王国」の異名を持ちます。築山は約1,500平方メートルに広がり、9つの通路と21の洞窟が迷路のように入り組んでおり、清朝の乾隆帝も迷い込んだという逸話が残る、探索の楽しさにあふれた空間です。
主な見どころ
仮山迷宮:獅子林の核心的な見どころです。築山は上・中・下の三層に分かれ、洞窟や曲がりくねった道が複雑に絡み合い、まるで迷路のような構造です。岩の間をくぐり、橋を渡り、獅子の形をした石を数えながら探検するのは、子供から大人まで楽しめる人気の体験です。
九獅峰(きゅうしほう):天然の太湖石が組み合わさって、九頭の獅子が異なるポーズをとっているように見える、園内を代表する奇岩です。写真撮影スポットとしても有名です。
燕誉堂(えんようどう):庭園の中心的建造物である主殿で、精緻な「鴛鴦庁(おしどりちょう)」様式の代表例です。『詩経』の一節にちなんで名付けられ、内部は荘厳かつ華麗に装飾されています。
真趣亭(しんしゅてい):池の南岸に建ち、乾隆帝が自ら揮毫した「真趣」の扁額が掲げられていることで知られる、庭園内で特に華やかな雰囲気の建物です。
石舫(せきほう):江南の庭園では珍しい「陸上の船」を模した建築で、近代の園主である貝潤生(ばいじゅんせい)によって建てられました。精巧な造りで、民国時代の建築様式の特色も見られます。
その他の見どころ:指柏軒(しはくけん)、問梅閣(もんばいかく)、臥雲室(がうんしつ)、古五松園(こごしょうえん)、文天祥詩碑亭(ぶんてんしょうしひてい)など、歴史的・文化的価値の高い建造物や碑文が多数点在します。
実用情報
住所:江蘇省蘇州市姑蘇区園林路23号(拙政園、蘇州博物館に近い)
開園時間:
繁忙期(4月-5月、7月-10月):07:30 - 17:30(最終入場17:00)。
閑散期(1月-3月、6月、11月-12月):07:30 - 17:00(最終入場16:30)。
清明節、労働節、端午節、中秋節、国慶節の祝日期間中は、30分延長して18:00まで開園します。
入場料:
繁忙期:40元/人。
閑散期:30元/人。
チケット予約:
事前の実名制・時間帯別予約が必要です。蘇州の庭園システムではオンライン予約制が導入されており、現地でのチケット販売は行われていません。
予約方法:「蘇州園林旅遊」公式WeChatアカウントやミニアプリ、携程(トリップドットコム)、美団(メイトゥアン)などのプラットフォームから、1~7日前までに予約・購入します。
入園方法:予約時に登録した身分証(IDカード) またはQRコードをかざして入場します。