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概要
平江路は、江蘇省蘇州市姑蘇区の北東部に位置し、北は東北街から南は干将東路まで、全長約1,606メートルの、蘇州で最も完全な形で保存された最大規模の歴史文化街区です。2,500年以上の歴史を持ち、今日でも宋代の『平江図』に描かれた「水陸並行、河街相隣」の双盤棋(そうばんご)構造と「小橋流水、粉牆黛瓦(白壁に黒瓦)」の江南水郷の町並みをそのまま残しています。
平江路は平江河に沿って建てられたことから名付けられ、「一条平江路、半座姑蘇城(一本の平江路が、姑蘇の街の半分を語る)」と称されています。2005年に国連アジア太平洋地域の世界文化遺産保護栄誉賞を受賞し、2009年に「全国十大歴史文化名街」、2011年に国家AAAA級観光地、2022年に首批国家級旅遊休閑街区に選定されました。街区内には昆曲博物館や評弾博物館など無形文化遺産の展示施設もあり、蘇州の「スローライフ」を体験できる絶好の場所です。
主な見どころ
水陸双盤棋の町並み:平江河と平江路が並行して延び、両岸には石の欄干や古橋、船着き場がよく保存されています。烏篷船(約40元/人)に乗り、「君姑蘇に到りて見よ、人家は尽く枕を河にす」の世界を体験できます。
古橋群:約1.6キロメートルの街路に17の古橋が架かり、思婆橋、青石橋、朱馬交橋などそれぞれに歴史の逸話があります。
耦園(ぐうえん):世界文化遺産。倉街小新橋巷の奥に位置し、三方を川に囲まれた、蘇州の庭園の中でも独特の「一宅二園」の構成を持ちます。
中国昆曲博物館:全晋会館の旧跡にあり、全国重点文物保護単位。蘇州で最も美しい古い舞台が保存されています。
蘇州評弾博物館:中張家巷にあり、評弾の公演を楽しめ、柔らかな呉方言の魅力を感じられます。
蘇州状元博物館:鈕家巷の潘世恩故居にあり、蘇州の状元文化を紹介しています。
伝統軽食と茶館:街並みには桂花糕(キンモクセイの蒸し菓子)、海棠糕、鶏頭米(ハスの実)、赤豆糊糖粥などの蘇州の軽食が並び、路地の奥には趣のある茶館が隠れています。
実用情報
住所:江蘇省蘇州市姑蘇区平江路(北は東北街、南は干将東路)
営業時間:年中無休、24時間開放
入場料:街区内への入場は無料。内部のスポット(耦園など)は別途有料。烏篷船体験は約40元/人。
チケット予約:通常は予約不要で、直接訪れることができます。2020年の感染症対策時には一時的に予約制が敷かれましたが、現時点では予約に関する記述は見つかりませんでした。訪問前に公式情報で最新の状況をご確認ください。